どらねこ路地裏研究所

医療や福祉、社会のことを路地裏から見て考える

「お昼の12時に起こしたほうがいいですか」

少子化ついでにベビーちゃんの話ですが

子どもは産まれると、大体3時間おきくらいにミルクを飲みおむつを替えてもらい、あとは寝ています。若くて学歴もあり真面目なママの、2ヶ月くらいの子の相談の中のひとつに「お昼の12時に起こしたほうがいいですか?」というのがありました。

(?)起こしてミルクを飲ませたほうがいいのか、ということです。育児書やネットには朝起きてミルクをあげ、大体3時間後に起きてまたミルクを~と書いてあったからです。

 

初めての子は何が何だかわかりません。

そして産前産後の女性は尋常(普通の感覚)ではないので、多少のことは大目に見て下さい。

自分の子ですが、何をどうしたらよいのか、ちょっとしたことでも取り返しのつかないことになったらどうしよう、これは何?どういうこと?どうしたらいいの?本やネットにはなんて書いてあるの?

 

私も2番目の子が寝息も立てずにあまりに静かに寝るものだから、ちゃんと生きているのか心配になりちょっと起こしてみたら、産後の手伝いに来ていた母に「お前、何してるの」と言われました。

 

昭和のベテランママに「寝てたらラッキー、仕事はかどるしー」と言われても、おばあちゃんに「赤んぼなんてそんなものだよ、用事があれば泣くから」と言われても

本やネットに書いてあることのほうが正しいと思ってしまいます。

学歴が上がるほどにその傾向は強くなるようで、書かれているように、説明されているようになるはずだ、なるべきだ、ならないとおかしい、病気かもしれない、、、不安はどんどん広がって行くかもしれません。

 

ベビーちゃんは自分の子で、人間の子で、生きものです。

だんだんと、有難い本やネットの情報は目安で、完璧にそこに書かれているような子はいないことに気づき、様子を見ながら、あーかな、こーかなとやって行くしかないことに気づいて行きます。

 

ベビーちゃんも同じ人間ですから、ぐっすり気持ちよく寝ている時に、起こされたくはないですね(でも大丈夫です、ベビーちゃんは起こされたことなど覚えていませんから👶)